Defile est...
朝から向かうは
Louvre(ルーヴル)。別に私のことを密かに思っているらしい絶世の美女
ジョコンダ(モナ・リザ)
に逢いに……朝っぱらから妄想とは、
おーつ!
ではなく、この美術館の一角には毎回「Defile」(ファッションショー)をする会場がある。それと同時にクチュリエ協会が発行する公式取材パスの受け取り場所がココにあるので受け取りに行ったのだった。
で、今日はコレでおわーりー。……寂しいのぉ、寂しいのぉ。と言うことで、急遽参戦でこの場所でいわゆる「スナップ」撮影をした。スナップとはDefileにやってくるファッション・ピープルを撮ると言う事だ。この会場、実は結構難しい。色々な光源が混ざってミックス光になっているので先ず色を温度単位で指定しないと気持ち悪くなる。
次に、光が届きにくいのでフラッシュもカメラも基本は
マニュアル設定
なのだ。普段、ある程度オートで撮っているのでこれはなかなかハードなんよ。ある程度の基本数値に固定したら、後は自分が動いて距離を変えることによって適正な露出にするんよ。あ、ちょっと専門的に書きすぎて何が何だかだろうけれど、そう言うときには
ステキ、ぽわわー
って言えばイイと思うよ(碇シンジ風に)。
そうやって試しで撮っていると軽く1時間は過ぎる。その間に顔見知りのフォトグラファーさん達もやってくるのでご挨拶。商売敵ではあるけれども、海外ではそれよりも仲間意識の方が強くなるんよ。
さて、私もそろそろ移動かな。と言うのも、同じ会場である次の「Defile」を観に行くのだ。仲間たちの
仕事しろ、ブーブー
と言うありがたい声援を受けつつ移動。何故ここまでブーブー言われるんだー。
わしかて仕事したいけん!
と言いながら私の横には
パリジェンヌ
が居る。と言うのもコーディネーターさんの友達のおにゃのこが
ステキ、ぽわわー
ぢゃなかった
「一度、憧れの世界を観てみたいでシルブプレ」
と言っていたらしく、そこで
「アンタ、ナイス・ガイなんだからエスコートしなさい!」
と、こんな理由だ。
会場に入ると満員御礼状態。そして、ランウェイのどん詰まりには
カメラ砲列
ができている。ああ、始まったんだなーと言う思いがしみじみと……。横では【Yちゃん】が目を輝かせているのが新鮮だなー。すると例の如くカメラ砲列の連中が騒ぎ出した。あの中の人たちの中には常連だからと言って色々と我が物顔でいるのが結構いる。私はそれが
大嫌い
なのだ。つーか、信じられるかい?タダ単なる記録者である者が、ショーの本番真っ最中に
「撮れないから、もっとゆっくり歩け」
「(モデルが)止まるのが遅いから、もっと止まれ」
と文句を大声で言うんだぜ?何様だっつーの。 いつもこの列に加わってこの声を聞くとイライラしてしまうのだ。まぁ、でも今日は仕事ぢゃないけん、気楽に撮るさー(沖縄風おおらかさで)。
キョロキョロ(周りを見渡す)。あの御仁が出てこないように今日は私がサラーっと今回のファッションチェックのコーナーをするぜ?あの御仁のファンの人、残念だったねー。
さて、今回の流行は「ファー」だ。ファッションピープルは皆「毛皮」とか「ファー」がついたものを着ている。そして、レザーの手袋、コレ。チェックしてて損はないぜ!
それにしても、ファッションピープルの人が「レザーの指だしグローブ」をしていても、決して
アキバ系
にもならないし、私のように
邪気眼系
にならないのは、何故だっ!くそー、こうなったらそう言うファッションピープルを撮るときに騙して
「両手を胸の前でクロスさせて両手の人差し指と小指を立てて下さい」とポージング指導して、春先の日本のファッション雑誌に
今年はコレがくる!パリコレでウィッシュポーズ大流行!!
って記事載せたろうかー!……殺されるわ。
さて、Defileも終わり、さてどうしようか?飯でも食べるっすか?この【Yちゃん】、顔立ちは生粋のフランス娘にしか見えないけれど、実はハーフで日本語が
ペラペラ
なので色々と話していて楽しいぞ。日本にも毎年行っているので、日本のことも判るし、もちろん日本人のマインドも判る。と言うことで、
「あんねー」
「なんですか?」
「お、お兄ちゃんって呼んでもよ……(ボグ)」
そりゃ、殴られるよねー。と言うか、聞いておくれ。昨日、ふと疑問に沸いて他意なく
「自分の事を兄貴と慕ってくれる年下の男も、自分が兄貴と慕う目上の人もいる。が、自分の事をおにいちゃんと慕ってくれる年下のおにゃのこも自分が姉貴と慕う人もいない、何故だ」
とTwitしたら、各方面から
悪意のある「おにーちゃん」発言
がやってきてちょっと病んでたんだ、うん。だから、納得しる!そこで私はよーっく判った。
三次元の妹なんて存在しない!
ってな。……あー……
し、仕事するかな、あははうふふ(カクカク)